【最新版】フィントケイのナンピンルールを徹底解説!禁止されているマーチンゲール手法とは?
今回はフィントケイのナンピンルールについて解説していくのだ
知らずに禁止事項を行っちゃうと、失格になる場合もあるから注意してくれなのだ!
フィントケイで禁止されているマーチンゲールとは
フィントケイの利用規約では、禁止事項としてマーチンゲール手法が記載されています。
「マーチンゲール」戦略やEAを使用することはできません。特にFintokeiは、「マーチンゲール戦略」とは、ある商品で最初にオープンしたポジションがドローダウンしている間に、それと同じ商品で同じ方向に複数のポジションをオープンすることであると考えます。連続するポジションのいずれかが複数オープンされている場合、これをマーチンゲール戦略とみなします。Fintokeiは、独自の裁量でそのような行動を査定する権利を留保するため、「マーチンゲール」戦略の考え得る別のかたちで定義したり、応用したりすることも禁止されています。
例えば、GBPUSDで1ロットの買いを建て、このポジションがオープンドローダウンした場合、そのポジションと同じかそれより少ないロットサイズである限り、GBPUSDで追加の買いを建てることができますが、ポジションサイズを大きくすることはできません。GBPUSDですべての買いが決済されると、GBPUSDで制限なくお好きなポジションサイズで新たな取引を始めることができます。
フィントケイ利用規約
フィントケイのマーチンゲールの定義は、「ある商品で最初にオープンしたポジションがドローダウンしている間に、それと同じ商品で同じ方向に複数のポジションをオープンすること」です。
例として、「最初のGBPUSで1ロットの買い(ロング)ポジションがドローダウン中(含み損中)には、GBPUSDで追加の買いポジションを建てることはできますが、ポジションサイズを大きくすることはできない」と説明されています。
追加注文(ナンピン)自体は禁止されていないけど、最初の注文よりロットを大きくしたナンピンは利用規約的にはアウト!
マーチンゲールの定義の追加詳細(更新2024/1/29)
特定の銘柄に対して最初のポジションが含み損となっている状態で、同じ銘柄且つ、同じ方向のポジションを追加で注文する場合、以下の条件のいずれかが満たされると、その手法はマーチンゲールと見なされます:
・追加注文するロットの数量が最初のポジションを上回る場合
・追加ポジションを同じ価格や、同じ時間に複数開く場合で、その結果、同じポジションの総取引量が最初のポジションよりも多くなる場合。
フィントケイ利用規約
これまではフィントケイのマーチンゲールも少し分かりづらかったけど、これでかなりスッキリしたルールになったね
OKな例とNGな例は以下の通り!
例1 – マーチンゲールと見なされる
13:00、価格2040でXAUUSDを1ロット買い
フィントケイ利用規約
13:05、価格2038でXAUUSDを1.2ロット買い
13:10、価格2037でXAUUSDを1.4ロット買い
例2 – マーチンゲールとは見なされない
13:00、価格2040でXAUUSDを1ロット買い
フィントケイ利用規約
13:05、価格2038でXAUUSDを1ロット買い
13:10、価格2037でXAUUSDを1ロット買い
例3 – マーチンゲールと見なされる
※同じ価格及び・または、同じ時間に複数の追加注文を行い、以下のように価格を平均化することは禁止しております。
13:00:00、価格2040でXAUUSDを1ロット買い
13:05:10、価格2038.23でXAUUSDを1ロット買い
13:05:15、価格2038.35でXAUUSDを1ロット買い13:10:54、価格2037.45でXAUUSDを1ロット買い
13:11:05、価格2037.67でXAUUSDを1ロット買い
13:11:08、価格2037.68でXAUUSDを1ロット買い例3のように、同じ価格や同じ時間に1ロットの注文を2つ、3つ行った場合、それを2ロット・3ロットの注文と見なします。
初回のポジションが1ロットで、含み損が発生している場合、2ロット・3ロットの注文は、含み損中における1ロット以上の注文となり、マーチンゲールに該当します。
フィントケイ利用規約
“同じ価格もしくは同じ時間”に「最初のポジションサイズ<2つ目以降のポジションサイズ合計」となるような追加注文は禁止されてるんだね
あと同じ銘柄だけでこのような時、追加注文が禁止されてるから、USD/JPYロングで含み損出てる時に、XAU/USDショートやEUR/USDショートで実質ドル買いナンピンみたいなことするのは問題ない
画像内で引用している画像は下のボタンから「よくある質問」→「取引とルールについて」→「マーチンゲールの定義について教えてください。」から確認できるよ!
フィントケイでOKなケース
含み益中の追加注文
上の画像では①で2ロットをロングした後に含み益となり、①よりも大きいロットサイズの50ロットを追加注文しています。
フィントケイで、ロットの追加注文が制限されているのは、最初のポジションが”含み損中”の時のみです。
このように含み益の時は、ノーポジの時と同様に制限なく、最初のポジションよりもポジションサイズを大きくしても問題ありません。
含み益を盾にしたピラミッティングもOKだね
30秒以内の秒スキャは禁止されてるから注意してね
最初のポジションサイズと同等もしくはそれ以下の追加注文
上の画像では①で1ロットをショートした後に含み損となり、①と同等のロットサイズの1ロットを追加注文しています。
最初の注文と同じロットサイズでナンピンしているので、下の画像の例のようにOKです。
また、5分間などの一定間隔や10pipsなどのレート間隔があれば、マーチンゲールとしては見なされません。この時間間隔やpips数は担当部署の判断ですが、下記例ではOKとされています。
あと含み損のポジションを一回全て決済しちゃって、またポジるっていう選択肢もあるよ
スプレッドと手数料がまたかかるからもったいないけど、ロットサイズ自体をあげたいなら一回綺麗にしたほうがいいね!
僕も1ロット×2回で含み損抱えている時、それ切って50ロットで入ったことあるよ!
別方向または別銘柄の追加注文
フィントケイでは、「最初のポジションが含み損となっている状態で、同じ銘柄且つ、同じ方向のポジションを追加で注文する場合」に追加注文のロット制限が課せられます。
つまり、ドル円1ロットロングで含み損を抱えている時は、ドル円ショート2ロットを打つことは可能です。
また、ドル円1ロットロングで含み損を抱えている際に、同じドル買いのXAU/USDショートやEUR/USDショートなどは制限なく行うことができます。
銘柄毎にマーチンゲールは判断されるんだね!
フィントケイで禁止されているケース
最初のポジションサイズ以上の追加注文
上の画像では①で1ロットをショートした後に含み損となり、①よりも大きなロットサイズの2ロットを追加注文しています。
これはフィントケイのマーチンゲールの定義に該当し、利用規約で禁止されていますので、注意してください。
とりあえずこれだけは注意してくれなのだ
実際やってしまっても失格にならない気はするけど…
担当部署の判断によるケース
最初のポジションサイズと同等もしくはそれ以下の複数追加注文
上の画像では①で1ロットをロングした後に含み損となり、①と同等のロットサイズの1ロットを2回追加注文しています。
「含み損中に過剰に追加注文を行い、価格を平均化することは禁止されている」ので、画像では2回追加注文をしていますが、何回からまたはどれくらいのpips間隔、時間間隔で価格の平均化として見られてしまうかどうかは担当部署側の裁量で判断されます。
下の例では1ロットを2回注文しても2ロットとして見られ、マーチンゲールとして判断されますので注意してください。
ナンピンは1回、2回までが無難だけど、ぶっちゃけ10回くらいナンピン連打して普通に合格してる人もいるし、ロットサイズが同等以下なら現時点ではそこまで気にしなくていいかなと僕は思う
ま、誰かこれで失格になっちゃたら気をつけよっかな程度で考えてる感じ
ただし、2024/1/29に新しく詳細が記載された以上、失格になっても文句は言えないので、ナンピンは自己責任でお願いします!(マーチンゲールで失格になったら教えて!)
終わりに
以上で、フィントケイのナンピンルール解説は終わりです。
無難にいくならナンピンは最初のポジションと同等以下のポジションサイズで各注文5分間以上空けて1回、2回までです。
マーチンゲールに関しては担当部署の判断次第なので、公式が発表している例をもとに自己責任でナンピンは行ってください。
まだ若干時間間隔やpips間隔など曖昧なところもありますが、フィントケイ運営側もいざというときの自衛のために、ルールを曖昧にしているかと思いますのでそこは仕方ないことかと思います。
数字まで定義しちゃうと限界まで狙ってやる人が増えるんだよね
ま、結構分かりやすい例も追記してくれたから僕としては安心してこれからフィントケイでトレードできるかな
みんなも頑張ってプロトレーダーなろうね!
みんなプロトレーダー目指して頑張るのだ〜!